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内部統制
不正行為は他人事ではない
不正は、もちろん行った本人が悪いのですが、不正を行わせる環境を作っている会社も悪いと言えます。
人間は弱いものです。不正を起こさせない環境づくりが企業の責任であり、不正が起こった場合も適時に発見できる仕組みを作る必要があります。
とはいうものの、教科書的に仕組みを作ると、人員がどれだけいても足りないということが少なくありません。また、過剰なチェックシステムで本来の生産性が落ちては、これもまた本末転倒です。
本当に必要なルール、仕組みを構築することが必要になります。
内部統制
内部統制の4つの目的
業務の効率性(ムリ、ムラ、ムダの排除) | 不要な書類の作成や、過剰な稟議・申請制度等の見直し等により業務効率を高めることが可能となります。 |
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財務報告の信頼性(J-SOX) | 重要性の高い箇所・誤りやすい箇所を重点的に検証する体制を整備することにより、決算数値の信頼性を高めることが可能となります。 |
コンプライアンス | 事業活動を行う上で、遵守すべき法令等が確実に遵守される体制を整えることにより、円滑に事業活動を行うことが可能となります。 |
資産の保全(不正防止等) | メリハリをつけた牽制機能を整備することにより、会社の重要な財産が不適切に社外に流出・毀損することを回避することが可能となります。 |
業務の効率化と不正・誤謬の防止・発見のバランスが肝要
例えば、不正防止のために、稟議・申請制度では、「起案は誰か」「承認は誰か」「責任は誰か」を明確にし、起案者と承認者が同一人物にならないような仕組み作りを行います。
また、過度なチェックで印鑑だらけの書類も、逆に責任の所在が不明となりやすくなるので、良い状態とは言えません。
不正が「どこで発生しうるか」「どのように防止するか」「どこで発見できるか」といった仕組みを、業務フローを様々な角度から検証し、業務の効率性とバランスを考えながら構築することが重要です。
コスモスコンサルティングの内部統制
- 内部統制の構築支援(業務フローの検証・構築、社内ルールの作成・文書化)
- 内部統制の運用状況の検証(J-SOX対応業務含む)
- 各種不正調査
- 事業継続計画作成支援・情報管理体制整備支援
業務フロー・管理体制に不安(効率性、不正防止、情報伝達)を感じておられる方は、お気軽に御相談ください。
内部統制の案内人
野田陽子
内部統制の案内人
伊藤恵司
主な実績
<事業内容> | <サービス内容> |
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清掃サービス業 | 内部統制組織の構築(規程整備) |
外食産業 | 内部統制組織の構築(規程整備) |
金融商品販売 | 内部統制組織の構築(規程整備) |
建設業 | 内部統制組織の構築 |
広告関連業 | 内部統制監査、指導 |
健康器具製造(中国) | 内部統制監査、規程作成・運用支援 |
建設業 | 内部統制監査、指導 |
電子部品製造(中国) | 内部統制監査、規程作成・運用支援 |
機械部品製造(タイ、中国) | 内部統制監査、指導 |
美容関連製造販売(マレーシア、中国) | 内部統制監査、指導 |
水処理関連事業 | 不正監査、内部統制構築指導 |
輸送機器製造業 | 不正監査、内部統制構築指導 |
食品製造業 | 内部統制・ITシステム構築 |
自動車販売業 | 内部統制監査、規程作成・運用支援 |
旅行業 | 内部統制監査、指導 |
不動産賃貸・ビルメン業(上場子会社) | 内部統制監査、指導 |
子育て支援事業 | 内部統制組織の構築、指導 |
経営者は従業員の不正に対して「うちに限って」と目を背けがちですが、このリスクにはしっかりと向き合う必要があります。ぜひ一度、私たちにご相談ください。